⑥感謝の気持ちⅡ(R8.3/6)

自分は高校時代(1年間でしたが)、星稜高校野球部で山下監督(熱血監督)に大~変お世話になりました。

毎日、誰よりも早くグランド整備をしておられた監督の姿をよく目にしました。

当時の自分は、「甲子園の常連監督さんがグランド整備???」と思った記憶があります。

グランド整備は下級生や補欠選手がやるものだと思っていて、監督や上級生・レギュラー選手がすることではないと思っていました。(今思えば、恥ずかしい事です)

加えて監督は、時々練習前に、各自のグラブやスパイクを確認され、手入れを怠っていると(レギュラーや学年関係なく)その日の練習に参加させない事も度々ありました。

野球の場合、「球場や用具がないと練習も試合もできない。」と・・・

監督は、グランドを作ってくれた関係者、用具を買ってくれた保護者、

「色々な人への感謝の気持ちを持ち、ものを大切にする事」とよく言われてました。

我がクラブ員はどうだろう?

会費を払い送迎してくれる保護者、安全に走れる場所(競技場・芝広場等)、足を守り速く走る為のシューズ(スパイク) あたり前の事ではありません。

・・・みんな、感謝の気持ちを持って、ものを大切にしているか?

感謝の気持ちが持てると、おのずと行動にも変化があるものと思っています。

 

⑤感謝の気持ち(R8.1/17)

以前、レースで目にした事がある。

ゴールした直後、疲れている体をグランド方向に向け、しっかりお礼をしているクラブ員の姿。中学や小学生の大会でもその姿をみることができ、一瞬「はっ!」とうれしい気持ちになった記憶がある。コーチ陣がそんな事をするように指導したことはないと思われる。

着順や記録も大切だが、まずは、色々なことに素直に感謝できる気持ちをもった選手であって欲しいと思っている。

・会費を払い、送迎してくれる保護者がいるから、クラブに来れていること。

・保護者が働いたお金で、シューズ(スパイク)を買ってもらい、走れていること。

・整備された競技場や広場があるから安全に練習ができていること。

・お世話してくれる人や仲間がいるから、練習や大会が行われていること。

・不自由(痛み等)なく、思いっ切り走れていること。 ・・・等々。

 

④やらされ練習(R8.1/14)

高校時代、全国選抜合宿に参加させてもらった事がありました。

ある日(午前)のメニューは、各自90分フリーJOG。自分は指示されたメニューだけこなしましたが、(後に全国大会等で優勝(入賞)した)選手達は、90分+αの練習をこなしていました。(僕はその時、どうして午後も練習あるのに、そんな疲れることするの???と思っていました)

一方、当時、ある駅伝強豪校からの参加者もいましたが、彼らは普段、指導者に見張られ、厳しい練習をさせられていたらしく、フリー(指導者が見ていない)練習になると、途中でサボっている選手もいました。そのチームは数年後、全国上位から転落していきました。

『極度のやらされ練習』は、選手にとって好ましい事ではないと思っています。

個々の選手が、その練習の必要性を理解し、積み重ねてゆくことが、能力向上には必要です。競技レベルが高くなればなるほど、その傾向は強くなると思っていますし、一発屋(1回自己新が出ても、その後安定して記録が出ない人)は少なくなると思います。

また、選手がケガや体調不良等で思うように走れない経験をすると、普通に走れることがすごく幸せだと感じることがあります。

そんな経験をした選手の殆んどが、今まで以上に体のケア等に気を使うようになり、競技者としての成長を感じる事もあります。

子供達には、色々な経験(チャレンジ)をし、成長していって欲しいと思っています。

 

③我武者羅に  (R8.1/12)

「人(ライバル)の前を走り(人に勝ち)たいなら、その人以上の努力が必要だ」と、中学・高校時代、指導者によく言われていました。

・自分は中学時代は野球部でした。頭中には、速い球を投げれるようになる事しかなく、ある日「走る事が大切だ」と言われ、毎日学校まで(往復約10㎞)走って通学した時期がありました。「変人」と言われていたようですが、何にも気にならず突進していました。

・高校時代は、陸上の北信越大会で予選落ちした後、(悔しくて)毎夜、自主練習(8~10㎞のB-UP走)をしていた記憶もあります。

・クラブOBで、芝園中2年時に入会した男子選手(中長距離)は、度々自宅(富山駅近く)から走って練習(県総合)に来ていました。(その後クラブの練習をし、帰りは保護者の迎え)その子は、入会時はそんなに走力はありませんでしたが、(いつも我武者羅に走っていた記憶があります)中学3年時には、目標(1500mで北信越出場)を達成してくれました。

・小学生時代は県大会で入賞できなかったクラブ員の子達が、中学・高校と頑張り、国体(今の全国スポーツ大会)選手として活躍した子が何人もいます。(選手がいつ伸びるかは分かりません)

競技者は時に、自分で自分の限界を作る事があります。「自分はこれが精一杯。もう無理」「今日は(他の人は15周だが)10周でやめておこう」等々・・・

体調が悪い時や、足が痛い時に、無理して練習する事はお勧めしませんが、少々きついからといって自分で自分の限界を決めていては、今以上の進歩はないと思います。

『弱い自分に負けないで』と応援しています。

あと、頑張ろうとしている人の足を引っ張るのはやめましょう。楽をしたい人は、連れを誘わず、自分だけ「楽」をして下さい。

また、過去の保護者の中には、「自分の子供はやっても無理」等々と、子供達の可能性に線を引いていた方もおられましたが、子供達の可能性は無限です。

(何でもいいので)子ども達が志や目標を持ち、我武者羅にやってみる時期があっても良いかと思っています。

②あいさつ

以前、他のクラブ指導者から「あんたのクラブは、挨拶できてないね・・・」等々言われた事がありました。これじゃダメだと思い「挨拶しょう!!」と呼びかけた時期もありましたが、最近はまた積極的には言ってません。

『あいさつ』は、家庭や学校等、日々の社会生活の中から生まれてくるものと思っています。

自分は、中・高・大学と体育会系で過ごしました。(現在ではダメな事ですが)しごき(いじめ)のような練習や強制的な挨拶をさせられてきた為、未だに「言わされ挨拶」・「やらされ練習」は、ジュニア選手達には好ましくないと思っています。

ある指導者研修会で「世界で戦える選手の育成」というテーマの話を聞きました。

気持ちが素直な子達が強くなる』と、日本水連幹部・Jリーグの指導者・大学の心理学教授等、みなさん声を揃えて言っておられました。

挨拶したり、礼を言ったり、感謝できるから強くなれるわけでなく、自分の目標に向かいどのような練習(努力)をすればよいかを真剣に考えることができ、それを見つけ出した選手が、指導者や保護者・お世話になった人達に心から挨拶や礼が言える』という話でした。

我がクラブ員達も、色々な事を考えれる選手になってほしいし、色々な人等に『あいさつやお礼』ができる集団になってくれれば良いな~と思っています。(決して強制することなく)

まずは、練習時、競技場に入る前に「お願いします、こんにちは」と言えれば良いですね。

 

①高速化の時代ですね(2026.1/4)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。箱根駅伝は、今年も凄い高速レースでした。

R8.1月開催の都道府県対抗男女駅伝 中学生の富山県代表選考タイムは、(3000mで)男子は全員8分台、女子は10分ちょい(昨年は2名が9分台)でした。100mにしたら男子は18秒以内、女子は20秒以内で走り続ける計算です。

言うまでもなく、(最近はシューズは良くなってはいますが)(小学~一般)高速化が著しい時代です。

ただ、走る選手の体は、40年前の人とそんなに違いはないと思っていますが、練習(走る)時の体への負荷は、相当に強いものだと思われます。なので、身体のケア(栄養や休養、メンテナンス等)は非常に大切だと思っています。

これまでも講習会等で言われてきましたが、「練習・栄養・休養」は非常に大切ですね。特に練習後30分以内の栄養補給は、最近はしっかりできている人が増えたかなと思っています。そうゆう継続が、きっと大きな記録更新に繋がるはずです。

継続して頑張りましょう!